大会結果
-シンガポール遠征-

日本→シンガポールへ 4月19日~4月21日

4月19日~4月21日の日程でシンガポールにて行われたJSSL International Soccer 7’s。
15を超える国から400以上のチームが参加する東南アジア最大の少年少女サッカー大会です。

2回のセレクションで選び抜かれた12人の選手たちは4月18日羽田空港からシンガポールへと出発しました。
久しぶりの参集ということもあり、少し緊張気味の表情。見送りに来ていただいていた保護者の方々に挨拶をかわした後は緊張がほぐれたようで、出発するときには「やってやるぞ!」という良い表情に変わっていました。

グループリーグ 4月19日~4月21日

いよいよグループリーグ開始。
会場はシンガポール市街地からほど近い場所。7人制で前半後半なし22分の1本勝負のルール。リーグ戦とはいえ1試合1試合が1本勝負の緊張感が漂います。

選手たちがまとうユニフォームはチーム名“Looop Rising Sun”のロゴが入ったオレンジのユニフォーム。
和気あいあいと楽しそうに話していましたが、アップを始めると顔つきがガラリと変わり、真剣に取り組む姿からはさすが選ばれた12人と感じる一面です。

1試合目、2試合目と順調に勝利。残すは3試合目のみというところで突然大雨。シンガポール特有のスコールです。
約2時間の中断あと、試合時間が11分に短縮される異例のルールで再開。
大雨でグラウンドには大きな水たまりができ、決して良いとは言えない条件でしたが、選手たちは懸命に戦いました。

3試合目は惜しくも負けてしましたが、選手たちはこの負けた経験から日本とは違う環境で、なおかつ悪条件下でどのようにコンディションを整えるなど学んだようです。

■グループリーグ1日目(4/19)試合結果
1試合目 Loop Rising Sun – JSSLFC2(インドネシア)2-0 win
2試合目 Loop Rising Sun – Cover Coaching(シンガポール)6-0 win
3試合目 Loop Rising Sun – Tai Tam Tigers(香港)1-2 lose

4月20日は予選リーグ2日目で、グループリーグ突破をかけた大事な試合の連続です。
朝から大雨でグラウンドの状態を心配していましたが、水はけもよく問題ないようです。
2日目ともなると良い連携プレーがたびたび見られるようになります。
いつも一緒にプレーしているかと思うほどのチームワークで順調に1試合目・2試合目を勝利しました。
3試合目は1位通過か否か決まる大事な試合。手に汗握る展開です。
華麗なボールさばきとパス回しで良いシュートが何本もありましたが、相手チームの堅い守備に阻まれ結果はドロー。しかし他チームの結果により、堂々の1位突破。全グループを通して最多得点を記録し、グループリーグを突破しました。

■グループリーグ2日目(4/20)試合結果
1試合目 Loop Rising Sun – FIFA Farmel(インドネシア)2-1 win
2試合目 Loop Rising Sun – Borussia Academy Singapore(シンガポール) 10-0 win
3試合目 Loop Rising Sun – Asia Football School Indonesia(インドネシア) 0-0 draw

決勝トーナメント 4月21日

決勝はトーナメント方式。1回負けるとそこで終わりの一本勝負です。決勝は会場全体が緊張感のある雰囲気でした。
アウェイの洗礼か時間通りに開始されません。相手チームもなかなかフィールドに来ない。ヤキモキします。
その中でも早く試合がしたいという言葉がでるほどで高揚感が伝わってくる良い状態でした。

結果は惜しくも0-1。悔しい。本当に悔しかった。見ている私以上に選手たちはもっと悔しかったでしょう。ただ、私は選手たちをたたえたいです。最後まで諦めず笛が鳴る瞬間まで懸命にゴールを狙っていました。
誰一人として負けるなんて思っていなかった。リーグ1位通過でトーナメント初戦敗退の現実は、受け入れるのに時間がかかってしまいました。

一方、シンガポールは4月でも日本の真夏のような気温と日差しです。少々疲れ気味の様子でしたが、誰一人として、熱中症や体調不良にならず最後まで元気にプレーしてくれてたことは本当に良かったと思います。

■決勝リーグ試合結果
1試合目 Loop Rising Sun – ASSBI(インドネシア) 0-1 lose

次のチャレンジへ

海外チームとの対戦で勝利した経験は“海外でもやれる”という自信になります。負けた経験は、プレースタイルが違う相手への戦い方を”考える”という学びを得られることになります。勝っても負けてもその経験をどのように捉えるかです。

選手たちは真剣に将来サッカー選手になりたいと考えており、実際に海外チームと試合をしたことはその夢への第一歩となったのではないでしょうか。
シンガポール遠征へ参加した選手たちの中から将来Jリーグや海外クラブで活躍する子が出てくるかもしれません。
そのためにも日本国内だけに留まらず、グローバル意識とチャレンジ精神を持って世界にチャレンジして欲しい。お疲れ様でした!

Looop Challengeプロジェクトではこれからもスポーツや芸術、教育分野など、様々な分野において、海外で行われる大会やコンクール出場のサポートを行っていきます。また新たな活動が始まりましたら告知して参りますので、ご声援よろしくお願いいたします。

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