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2018.01.04 NEWS

【2018年年頭所感】再エネ技術は日進月歩で進化。新たな沃野に向かって。

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

「太陽光発電は終わった。」いたるところでこんな声を聞いてきた2017年でした。事実、FIT価格21円では採算が取れず、撤退する業者が増えています。しかし、FITが終わっただけであり、太陽光発電はまったく終わっていません。むしろ、これからがスタートであると、我々は考えています。

世界を見渡してみると、再エネ技術は日進月歩で進化を遂げており、発電効率だけでなく、設置効率であったり、蓄電池技術であったり、様々なテクノロジーが組み合わさって、安価で安定的な電源となってきています。2017年6月、中東において丸紅とジンコソーラーが2円台/kwhという驚異的な価格で太陽光発電による電力供給を決めています。国土の大半が砂漠であり、また日射量の強い同地域ならではの強みもありますが、太陽光発電は世界で最も安価な電源であるということが証明された画期的な出来事でした。

日本はFIT制度に甘やかされていた。そう感じているのは私だけではないはずです。世界では過酷な入札競争を勝ち抜いた会社のみが供給を許されるという競争原理が働いています。日本でも昨年から入札制度がスタートしましたが、先般の第1回目の入札では、入札件数は23件のみ。供給価格の最大値は21円。つまり、入札すればだれでも落札できるブルーオーシャン状態。この状況は本年も続いていくことが予測され、着々と準備を進めている会社は多数あるはずです。世界のテクノロジーを組み合わせ、画期的なソリューションを生み出した会社が、日本における太陽光発電の雄となり、そして世界で戦っていくことになります。その会社に当社がなれるよう邁進してまいります。本年もよろしくお願いいたします。

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